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洗面台の蛇口交換方法を解説!自分でやる手順や費用、オススメの水栓を解説

洗面台の蛇口交換方法を解説!自分でやる手順や費用、オススメの水栓を解説

蛇口交換に資格は必要なく、交換の難易度もそれほど高くはないため、自分で蛇口交換を検討する方もいらっしゃいます。ただし、水道配管(給水・給湯配管)の接続を伴う作業になるため、誤った方法で交換すると可能性として水漏れ事故に繋がる可能性があります。

当記事では、洗面台の蛇口交換方法、また注意点について解説します。自分でどうにか対処したい、業者に依頼する際の費用が知りたいという方は、ぜひご覧ください。

【この記事はこんな方におすすめです】

  • 洗面所の蛇口の交換をしようとしている方
  • 業者に蛇口交換を依頼しようとされている方

洗面台の蛇口交換で確認すべきポイント

消耗品である蛇口は、頻繁に使い続けると10年ほどで交換時期になると言われています。また、蛇口以外にも洗面台のトラブルは多く、シャワーホースが内蔵されているタイプの蛇口ではホース部分から水漏れしたり、洗面ボウルがひび割れてしまい、設備すべてを交換する必要のある場合もあります。

以下では、洗面台の蛇口交換で確認すべきポイントをいくつか紹介します。どの原因に該当するか、確認してみてください。

使用している洗面台の蛇口タイプの確認

洗面台の蛇口のタイプを確認する方法はいくつかあります。

まず、蛇口の形状を観察します。一般的なタイプには、単水栓(シングルレバー)、混合水栓(ツーホール)、セパレート水栓(ツーウェイ)があります。
シングルレバーは一つのレバーで水流量と温度を調整でき、ツーホールは温水と冷水の出口が別々です。

次に、取扱説明書や製造メーカーのウェブサイトで型番やシリーズ名を確認することができます。また、蛇口の下部にある製造番号やブランドのロゴをチェックすることも役立ちます。

さらに、インターネットで類似の蛇口を検索し、写真や仕様を比較する方法もあります。同じデザインや操作方法を見つけることで、自分の蛇口のタイプを特定できる場合があります。もし確認に困難があれば、ホームセンターや水道修理の専門家に相談することもおすすめです。正確な蛇口のタイプを知ることで、適切な交換パーツや修理方法を選ぶことができます。

排水口タイプの確認

排水口のタイプを確認する方法はいくつかあります。

まず、排水口の形状やサイズを観察します。一般的な排水口には、円形や四角形のフタが付いているものや、トラップ(S字管)と呼ばれる曲がりのあるパイプが見られます。
これらの形状やサイズを測定し、必要な場合は図面を描くことで具体的な寸法を把握できます。

次に、排水口の下部にある取り外し可能なパーツを観察します。
多くの場合、排水口のフタやフィルター部分がネジで固定されていることがあります。フタを取り外して内部を確認し、ゴム製のシールや隙間などを確認することで、タイプを特定できます。

また、排水口周辺のパイプや配管の配置を観察し、どのように接続されているかを確認することも重要です。特に古い建物では、特有の設計や規格に基づいた排水口が使用されていることがあります。

洗面台の蛇口を交換する方法

洗面台の蛇口を交換する方法

水の出が悪くなったり蛇口のハンドルが周りにくくなったなどの不具合により、シャワー機能がほしいなど機能性を高めたくて交換することがあるでしょう。
洗面台の蛇口交換は、「電気配線が不要な手動タイプ」であれば自分でも行えます。

しかし、取り付け不良により「水漏れ」や「配管の破損」などが起こるリスクもあるため、少しでも不安がある場合は、自分で行うのは避けましょう。

洗面台の蛇口交換に必要な工具を揃える

まず、洗面台の蛇口交換に必要な工具を用意しましょう。

用意するものとしては下記になります。

  • ①モンキーレンチ
  • ②タオル
  • ③六角レンチ
  • ④ドライバー
  • ⑤ブラシ

モンキーレンチなどの道具を使うので、滑って手にケガをしないようにゴム手袋は必須です。
タオルは作業中の水漏れを防ぐために使います。シールテープは壁付タイプの場合に必須です。

作業環境を整える

作業を始める前に、洗面台の下にある水栓の水を止めます。通常は水栓の下にあるバルブを閉めることで水を止めることができます。

新しい蛇口と必要な工具を用意します。一般的にはモンキーレンチ、プライヤー、シールテープ、または必要に応じて六角レンチが必要です。

洗面台の蛇口交換をする

洗面台の蛇口交換方法は、以下のような手順で行います。

水道を閉じる

作業を始める前に、必ず水道を閉じてください。洗面台の下にある水栓を閉めるか、家全体のメインバルブを閉じます。

旧蛇口の取り外し

取り外しのために、まず下部の配管を外します。配管には水道用のプライヤーが便利です。
蛇口を固定しているナットやボルトを適切な工具(一般的にはレンチやプライヤー)を使って緩めます。

蛇口が固定されている場所をしっかりサポートしながら、蛇口本体を取り外します。

新蛇口の取り付け

新しい蛇口にシーリングテープを巻き、配管への取り付け準備をします。

蛇口を設置位置に挿入し、ボルトやナットで固定します。固定する際に、適切な位置と向きを確認してください。

配管の再接続

取り外した配管を新しい蛇口に再接続します。必要に応じてシール材やシーリングテープを使用し、漏れがないようにします。

水道の再開

全てが取り付けられたら、水道を再び開き、新しい蛇口が正常に動作することを確認します。漏れや異常がないかをチェックしましょう。

確認と調整

蛇口が正しく取り付けられ、水漏れがないことを確認した後、必要に応じて蛇口の操作や位置調整を行います。

以上が基本的な洗面台の蛇口交換の手順です。作業する際は安全に注意し、必要な工具と資材を準備して作業を行ってください。

業者に依頼する際の洗面台の蛇口交換にかかる料金

洗面台の蛇口交換を業者に依頼する場合、料金は複数の要因によって異なります。一般的には以下のような要素が価格形成に影響します。

まず、蛇口の種類やブランドによって料金が異なります。高級なブランドや特殊なデザインの蛇口を選ぶと、その分費用が上がる場合があります。

また、現場の作業環境やアクセスのしやすさも価格に影響します。狭いスペースや既存の設備の撤去が難しい場合、追加の作業費用がかかることがあります。

さらに、業者の地域や施工内容によっても料金は異なります。都市部や交通の便の良い地域では、通常の作業よりも料金が高くなることがあります。

一般的な目安としては、洗面台の蛇口交換の場合、基本料金として1万円から2万円程度がかかることが多いですが、具体的な見積もりは業者によって異なりますので、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
また、追加で配管の修理やシールの交換が必要な場合は、それに応じて料金が増えることも考慮する必要があります。

地域の水道修理センターでは、水漏れやつまり、あふれなど水のトラブルに対応しています。ネットからの申し込みは割引が効く上に出張費も0円、また見積もりも24時間受付で無料のため、修理を依頼したいが費用が不安という方も気軽にお問い合わせください。

 

メーカー別の蛇口の機能説明

同じ洗面台蛇口でもメーカーや機種によって若干、施工方法が異なります。
上記で解説した蛇口交換の手順は一般的な施工方法となりますので、DIYで交換される場合は事前に施工説明書及び取扱説明書を確認されることをおすすめいたします。

施工説明書、取扱説明書は下記メーカーサイトより品番を入力してダウンロードいただけます。

洗面台の蛇口を交換すべきタイミング

洗面台の蛇口を交換すべきタイミング

丁寧に使用していれば、洗面台自体は10年〜20年使えるものですが、使用頻度が高い蛇口では、設置から10年が近づくと水漏れトラブルが起きたりします。

そこで、洗面台の蛇口を交換すべきタイミングのポイントを記載しました。

<POINT1>老朽化や劣化
蛇口の部品が劣化してきたり、使用頻度が高くなると、漏水や水漏れのリスクが増えます。これらが現れたら、早めに交換を検討しましょう。

<POINT2>水漏れや故障
蛇口から水漏れが発生した場合は、早急に修理または交換が必要です。放置すると水害や配管の損傷を引き起こす可能性があります。

<POINT3>デザインのリニューアル
古くなった蛇口が洗面台の外観を損なっている場合や、インテリアのリニューアルを考えている場合には、新しい蛇口への交換が良いタイミングです。

<POINT4>節水効果の追求
新しい蛇口には節水機能が備わっていることが多く、省エネにも貢献します。節水効果を求める場合は、古い蛇口からのアップグレードがおすすめです。

これらのポイントを考慮して、洗面台の蛇口の状態や使用感を定期的にチェックし、必要に応じて交換を検討することが大切です。

まとめ

今回のまとめとして、蛇口の交換は製品のタイプやメーカーによっても方法が異なり、自力で行う場合は同じ品番のものを交換することが基本となります。

もしDIYでの交換作業が難しく感じたり、新しい機能がついた蛇口を取り付けたいと思った場合は、専門の業者へ依頼することをおすすめします。

地域の水道修理センターなら、近くの営業所から経験豊富なスタッフが駆けつけます。出張費や見積もりを無料で行っているため、困った際には一度ご相談ください。